英語面接ではどんな事を話すのか? 転職エージェント・ランスタッドに実際に行ってみた。

外資系企業への転職を考えている人は、外資系に強い転職エージェントに登録することが大事です。

転職率の高い外資系企業は、常に転職エージェントとコンタクトしています。その中でも、各々の企業に対して、強いエージェント、弱いエージェントがあります。

その為、幅広い求人情報を得るためには、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。

今回私は、外資系転職エージェントであるランスタッドの外国人エージェントと英語面接を行って来ました。

外国人転職エージェントとの英語面接とはどういったものなのか?
どんな内容の話がされるのか?

外資系企業への転職を目指す人、英語面接をするのに、どの様なことを話すのか不安に思っている人に、少しでも参考になれば幸いです。

まず、外資系転職エージェントに会うためには?

外資系企業への転職を考えているならば、LinkedInに登録することをお勧めします。

LinkedIn(リンクトイン)は、世界最大級のビジネス特化型SNS、および同サービスを提供するシリコンバレーの企業。2003年5月のサービス開始後、アメリカ合衆国を始め、世界各国で普及し、2018年4月現在、登録メンバーは5億4千万人を超す。日本では200万人以上が登録している。
LinkedInでは、利用者がビジネス専用のプロフィールを作成し、サービスの中でビジネスのつながりを広げ、ビジネスパートナーや人材を探したり、営業先の顧客や商談先、専門家などとコンタクトを取ることができる。(出典:ウィキペディア)

LinkedInは、日本ではまだまだマイナーなSNSですが、欧米では非常にメジャーな、キャリアデベロップメントに特化したSNSです。その為、登録者は自分の職務経歴書をLinkedIn上に登録することになります。
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この様に、登録者のほとんどがビジネスを目的としているため、LinkedInは仕事上のネットワークを広げる為に広く使われており、優秀な人材を探しているヘッドハンター達が多くLinkedInを利用しています。
その為、LinkedInに登録すると、外資系のヘッドハンターや企業の人事からのコンタクトが受けやすくなります。

Randstad(ランスタッド)とは?

ランスタッドは、1960年にオランダで設立した総合人材サービス会社で、世界39カ国で事業展開している世界最大級の転職エージェント会社です
日本においては2011年に日系人材サービス会社フジスタッフと経営統合して拠点数やサービス領域を拡大しています。
多くの転職エージェントが在籍ししており、今後も人数を増やしていく予定です。
エージェントは、全てバイリンガルであり、外国人エージェントも多く在籍しています。
この為、日系、外資系企業の両方の求人案件を取り扱いますが、特に外資系企業への求人案件に強い転職エージェントです。
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Randstad(ランスタッド)との英語面接の内容

英語面接に至った経緯

私がLinkedInを始めたのは、10年ほど前からですが、2度の転職をした後は殆どコンサルタントと会うことは無く、オファーをもらってもそのままにしている状態でした。

ただ、最近になって、現在勤めている会社が私の部署の事業売却を発表したため、今後のキャリアの選択肢を増やすため、コンタクトのあったコンサルタントには自分の状況のアップデートを始めています。

今回、LinkedInを通じてランスタッドのエージェントからコンタクトがあった為、一度お会いすることにしました。

全てではありませんが、エージェントからのコンタクトは、美人のエージェントから連絡が来ることが多いような気がします。やっぱりその方が、返信率が高いのでしょうね…

日程を決めた後、CVを事前に送って欲しいとの依頼があった為、先に送付しました。

実は日程を決めた後、時間など詳細を決める段階で、エージェントからの返信が遅く、正直、行くのをやめようかとも思っていました。

こうしたネガティブな印象を持って、面接に向かったのですが、実際に会って話をしたのはベテランのエージェントで、非常に信頼のおける人でした。

こうした点が、ネットでランスタッドのあまり評判の高くない理由かなと思ったのですが、実際は非常にオススメできるエージェントです。

英語面接の内容

ランスタッドの場所は東京紀尾井町。

地下鉄銀座線に乗り、赤坂見附駅で下車、D紀尾井町口まで歩き、地上にでます。オフィスはニューオータニガーデンコート21階にあります。

一階のロビーで入館受付をすまし、21階に上がります。

21階の受付では、タッチパネル式の受付で担当者を呼び出すのですが、担当者の名前が見つからず、事前に教えてもらっていた携帯電話に連絡を入れて出てきてもらいました。

2019年ゴールデンウィーク中に、オフィス改装したとのことで、非常に綺麗な面談室です。ソファーがL字に配置されており、どこに座ろうか、一瞬迷いますが、窓からの景色もよく、圧迫感の無い綺麗な部屋でした。

ここでまず、個人情報の取り扱いについての誓約書にサインをします。

誓約書

英語面接のスタート

軽く挨拶が終わったところで、エージェントからランスタッドについての説明がありました。もともとスタートはオランダで設立した転職サービス会社なのですが、日本においては、日本の人材サービスであるフジスタッフと経営統合して運営しているとのこと。その為、日本においては比較的歴史の浅い転職サービス会社になるとのことです。

ただ、初め5人しかエージェントがいなかったのが、現在は80人、将来的に100人にするという事で、急速に成長している会社という印象を受けました。

続いて、私の方の現状について説明します。

私の方からは、現時点で私の置かれている状況を説明し、現在すぐに新しい仕事を探しているのではないことを説明しました。すぐに仕事を移りたい訳ではないが、色々な事態を想定して、何が起こっても大丈夫なように、様々な可能性は探っていきたい為に、今回のインタビューをしていることを明確に理解してもらいました。

通常の転職活動とは違い、仕事を紹介してもらうといった態度ではなく、対等な立場で話をできることが、こういったヘッドハンティングを使うメリットだと思います。

ヘッドハンティング会社の収益は、リクルーターの年収の25%~35%にあたる手数料収益です。その為に、ヘッドハンター達はリクルーターをできるだけ高い年収で転職させようとする訳ですから、ヘッドハンターとリクルーターの利益は、年収を上げるということで一致します。

その為、物怖じせずに、自分の条件をキッチリ伝えることが大切です

自分の経歴について

私自身の職務経歴については、事前にCVを送っているので、転職エージェントは把握しているはずですが、自分の状況について説明することを求められます。

過去の経歴について、CVの内容と相違が無いかや、矛盾点が無いかの確認をしているのではないかと思います。

また、英語でどのように話をするのかを見られれている側面も感じられます。

過去の経験を通じて得た自分の強みについて、英語でキッチリと説明できるようにしておくことをおススメします。

エージェントから、私の事を昔から知っているような気がするという話があり、色々と話をしたところ、初めての転職をした時のエージェントが、今回のエージェントの後輩にあたり、色々とアドバイスをしていたそうです。

転職エージェントも結構色々と転職サービス会社を移ったりしているため、この様な事も起こります。結構狭い世界ですね。

現時点での仕事の内容について

続いて、現時点での仕事の内容について質問されます。

仕事内容に加え、現在の組織の概要と、その中における自分のポジションについての説明をしました。

自分のレポートラインが誰になるのか?、部下は何人いるのか?など、マネージングに関するトピックについての質問をされます。

また、現在の仕事では、国内の顧客の海外子会社についても担当しているため、海外子会社を含めたカスタマーマネージメントについても説明しています。

この重要顧客管理については、どのようなものなのか、海外出張などの頻度などの質問を受け、自分のキャリアのキーになる部分だと認識することが出来ました。

この様に、コンサルタントとしては、マネージング能力や、重要顧客管理などを重視していると感じました。

自分のキャリアプランと強みについて

続いて、自分の今後のキャリアプランについての考えを聞かれました。また、そのキャリアを希望する根拠となる自身の強みについても聞かれました。

私自身は、非常に技術志向の強い面があるため、現在の営業に加え、研究部門でのオファーがあれば興味があるという事を伝えました。

また、今後のキャリアとしては、もっと人をマネージする仕事に就きたいことを伝えています。

この様に、自分の強みに基づいたキャリア設計を事前に用意しておくことが重要です。

転職を希望する理由について

転職を考えている理由についても聞かれます。

多くの書籍やネットでは、あまりネガティブな理由(上司と人間的に合わないや、労働環境が悪い)はあまり言わない方が良いということですが、私の場合は今後起こりうるリスクとして、労働環境が大きく変わる可能性があることを強調して話をしました。

その為、現時点ですぐに転職を希望しているのではなく、置かれている状況がある程度具体的になるまでは、転職を希望するわけではないことを理解してもらいました。

コンサルタントからは、どの位のタイミングで状況が分かるかの質問があり、その時期までは企業の紹介等は差し控えるという事を了承して貰えました。

希望する年収について

現在の年収に加え、希望する年収についても聞かれます。

こういった点もヘッドハンティングを利用する最大のメリットだと思います。先に述べた様に、リクルーターの年収によって、コンサルタントに入る収入も変わってくるため、コンサルタントはできるだけ高くリクルーターを転職させようとします。

その為、希望する年収に関しても非常にオープンに話をしますし、こちらも希望する金額について、述べることができます。

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希望する企業について

どこの企業に入りたいといった、具体的な会社名の話をするわけではありませんが、企業の大小を気にするかという質問をされました。

また、知名度についても気にするかどうかの確認をされます。

一口に外資系といっても、大企業だけではありませんし、知名度といったら日系企業よりも低くなります。

また、外資系でも従業員は10名以下といった会社も沢山あります。

外資系企業では大体一人あたり10億円ぐらいの売り上げを求められますので、10人で100億円規模の会社であれば、十分に優良企業です。

また、ロケーションによっては、ホームオフィスにするような外資系もあることから、知名度や規模を気にしない方が、選択の幅が広がります。

職務経歴書CVについて

今回、事前にCVを送る様に言われたため、数年ぶりにCVを書き直しました。

前職までのCVとLinkedInに現在迄の経歴は簡単にアップデートしていたため、比較的簡単に書き直す事が出来たのですが、実際のところ、これで良いのかどうかを、転職エージェントに質問しました。

転職エージェントからは、今のままで全然大丈夫とのお墨付きを貰うことが出来ました。

たまにCVを書きすぎる人が居るそうですが、私のCVは量も適当だし、内容についても良くまとめられているとのコメントをもらいました。

CVも書いていると、どうしてもアピールできる事は全部載せたいと言う気持ちが勝って、つい書きすぎてしまいますが、これはあまりオススメしないとのこと。

面接の際に、話して説明出来るように、面接官に興味を持たす位が丁度よいし、実際に話すチャンスを作れるかが、良いCVと悪いCVの違いだそうです。

面接官にもっと話を聞いてみたいと思わせるCVを心がけましょう。

転職の年齢について

転職する平均年齢は近年上がってきていると言っても、まだまだ30歳台です。

40歳を超えると転職が難しいと言っているサイトもちらほら見受けられます。

私も47歳となり、前回の転職から7年も経っているため、一体幾つまで求人があるかを質問しました。

一般的には30歳台が主流とは言っても、グレードによって、求人もまちまちとの事でした。

転職エージェントの感覚では、ハイスペックの転職案件であれば、45歳〜55歳でも十分にターゲット年齢に入るとの事で、まだまだ年齢を気にする必要はないとの事です

終わりに

非常に経験豊富なエージェントで、とても和やかに面接を進めることが出来ました。

また、昔担当してもらったエージェントの話で盛り上がったり、時間を忘れて話し込んでしまったという感じです。

エージェントのスキルによって、面接の進み具合や自分の話したいことがちゃんと話せるなど、面接の充実具合が全然違うんだなと改めて感じました。

転職する際には、ぜひ担当してほしいと思うエージェントでした。一押しします!

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